潮干狩りをやってみる。        HOME


●潮干狩り 総合
   ・・・用意するもの(必携)
   ・・・用意して行くと役に立つもの、面白いもの
   ・・・その他
●潮干狩りをする日、当日の手順・・・
●獲物・・・
●注意点
●洗う・・・
●輸送・・・
●砂抜き
●保存
●料理
●ウラ情報

 
3月の とある大潮の土曜日。
下げいっぱいが12:56・・・・これは潮干狩りでしょ!


(家族でこれだけとれました。ハマグリ、アサリ、バカ貝たち)
  家族で富津に向いました。
 7:30AMゆっくり出発。 3連休で、首都高大渋滞。11:30現地着。
  潮干狩り場は予想に反して空いてる。
  僕と息子は半ズボン&サンダル。カミさん、娘は長靴。
  入場券(大人1400、子供700)を払い、網を受け取りイザ干潟へ!!

  だいぶ手前の方からアサリが取れる。ザックザックだ!
 息子は「サムイ〜」を連発。
  ムリヤリ連れ出した手前、気を使って厚着をさせたり
 いろいろタイヘン・・。

  娘は干潟の軟体動物と戯れている・・。 カミさんはハマグリを
  探しにウロウロ。バケツいっぱいのアサリとハマグリをゲット。
  息子も落ち着いてきて泥んこ遊びに集中!
  ハマグリはけっこう浅場にもいて丹念に見つければたくさんとれる。

  気合を入れて掘っていたら「でろ〜ん」と、まぁるい巻き貝がでて
 きてびっくり。  (あとで「ツメタ貝」と判明)
  そんなこんなで、そろそろ頃合い。
  大人2kg、子供1kgまでで、網はけっこう小さいと思いきや、けっこ
  う入る。結局バケツいっぱい、全て収まった!!!

  検量所を通って、アサリを洗い、砂抜き用海水も詰め、潮干狩り場を
  後にした。富津の先端で車を止め浜に出てみる。
  潮干狩りの延長で、つい掘りたくなる・・・。かぁるく掘ると、
  出てくる出てくる「バカ貝」。 ものの10分くらいで30個ゲット。

  その後、富津の公園で遊んで、埠頭で釣りをしてから帰途につく。

  奮発して通った「アクアライン」の「海ホタル」は寒かったけど夜景
  がきれいで、設備が充実。面白かった。


●潮干狩り 総合

・用意するもの(必携)
   長靴。人数分。
   バケツ。2,3個。(輸送用)含む。
   熊手。人数分。特に子供の分は忘れずに。(奪い合いになる)
   ポリタンク 10L〜20L(砂抜き海水持ち帰り用)
   大型のポリ袋。

・用意して行くと役に立つもの、面白いもの
   シャベル
   水槽(虫かごレベル)
   魚採り網
   網(アサリを洗うためのもの)

・その他
   着替え
   タオル

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●潮干狩りをする日の選別、手順・・・
・日時は3月〜6月の大潮の、昼が下げいっぱいになる日。
  下げいっぱいの2時間前には現地へ付くようにしたい。

・入場料を払い、網を受け取り、イザ干潟へ。

・監視員の方へ「どのヘンがいいか」聞く。
 (だいたいがまんべんなく撒いているので「どこでもいいよぉ〜」
   と言われる)

・「基地」としてバケツか装備を置く場所を決定し、子供
  にその場所をよ〜く教えておく。

・基地が決まったら、掘り始める。

・選別
  確実に「生きている貝」だけを持ち帰ろう。
  1っ個でも死んでいるのがいると、家中に異臭が!!
  特に「ハマグリ」が死んでいると、すんげーくさいので注意!!
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●注意点
・採りすぎないこと!!!
  アサリは取れすぎて、規定量以上採れてしまう。(ウチの場合は丁度だったが・・)
  余ったアサリを放流(捨てる)する際、山にしてそのまま放置してある跡が散見
  された。「かわいそうに・・・」とう言いながら息子と、その山たちを崩し
  撒き直したが。。。
  採りすぎた場合は「放流」のケアまでキチンと行なうこと!!!

・携帯TEL その1
  僕の携帯ストラップは首にぶら下げ式です。
  これだと絶対落とすことはありません。
  しかし、掘っている最中・・・足元に僕の携帯が泳いでいるではありませんか!!
  ポッケに入れずにただぶら下げていたら、貝を採ろうとかがんだ瞬間、海水に浸か
  ってしまったのです!!
  ちゃんとポケットにいれましょう・・・・
  (このおかげで新型の携帯に買い換えることができましたが・・・(^^ゞ )

・携帯TEL ・・・基地は覚えておこう
  下ばかり向いて掘っていると、「基地」が分からなくなります・・・
  コドモには基地をきちんと覚えさせるのはもちろんですが、
  携帯で連絡をとりあうことにより「迷子」を防ぐことできます。
  しかし、けっこう難しい・・広くて、混んでて、なかなか人を発見できません。
  ウチのカミサンがそうでした・・
  「はぐれた・・基地・・どこだっけ・・?」
  「今どこにいるの?」
  「左側の、なんか柱が立ってるとこ・・」
  「左ってどこよ・・・」
  「向って左側」
  「どこからどこに向って左側・・??」
  携帯で連絡をとりあえればいいですが・・・「やまだて」のしかたも教えた
  方がいいかも・・・  
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●獲物・・・
・アサリ

・バカガイ

・ハマグリ

・ツメタ貝


以下はあくまで干潟のお遊び用。

・カニ
・魚
・イソギンチャク
・シャコ・・・
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●洗う・・・
 ・受付で渡される網は、干潟で貝をギュウギュウに入れる(できるだけ多く持ち
   帰りたいのでついつい詰めてしまう)ので、汚れが落ちにくい。
   いったん  持ってきた網に移し替え、ザブザブ洗おう。

 ・このとき、低めの音で「がらがら」と音が鳴っている場合は問題なし。
   少しでも高めの「カラカラ」と鳴る場合は「空の殻」が混じっている
  可能性が高い。
   音の出どこを突き止め、空の貝殻を排除しよう!
  そうしないとクサくなるぞ!! (損だし・・・)

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●輸送・・・
「活きて持ち帰る」ためと「車内に海水が飛び散らないように配慮する。
ウチの場合はこうしてます。

・きれいに洗った貝達は、まずバケツに移す。深さはバケツの 3分の1程度。
  貝と貝がギュウギュウにならない程度。 貝が浸るくらいに「塩抜き用」海水に浸す。 

・そのバケツを「大き目のポリ袋」に入れ、車に積む。
  「バケツが倒れないように」タオルなどでバケツの隙間は埋める。
  下に、シートや、使わなくなったバスタオルを敷いておく。

・できれば電池式のポンプでエアーを送り込んであげると、安心。

・バカガイは死にやすいので、このへんのケアを十分にしてあげる。

・日差しが強く、車内の温度が上がりそうなときは、氷を袋ごとバケツの上に置く。

・クーラーボックスに入れる手もあるが、この時は「氷」は絶対必要。 

・砂抜き用海水は5L〜10Lは持ち帰りたい。

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●砂抜き
砂抜きは、容器を貝毎に分け行なう。

・アサリ・・・半日
 ハマグリ・・1日
 
  だいたい半日くらいおきに「砂抜き用海水」を取り替える。

・バカガイ の場合は、1日くらい浸した後に、
   ・茹でて、身を取り出す。
   ・ザルに移してよく揉む・・・砂がなくなるまで・・。
   ・または、一つ一つひっくり返して、舌の付け根に溜まっている砂を
    洗い落とす。(けっこうめんどくさいが、イチバンの近道かも・・・)

・ツメタガイ
   1日くらい浸す。

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●保存・・・・砂抜きしたら「冷凍!!!」
 アサリは大量に採取するので、おすそ分けなどして、消費するが、
 どうしても余ってしまう。

 この場合は砂抜きしたら、そのままの状態で「冷凍!!」。

 次に使うときは、冷凍された状態から、そのまま利用。
  (味噌汁なら、煮立ったお湯にそのまま入れる。)すると、
 口が開き、ちゃんと使える。
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●料理
・アサリ
  パスタ
  シチュー
  味噌汁
  お吸い物
  掻揚げ

・ハマグリ
  ハマ焼き
  お吸い物
  味噌汁

・バカガイ
  お吸い物
  味噌汁
  塩茹で
  煮付け

・ツメタガイ
  煮付け
  ツボ焼き(今回はやらない)

思いのほか、ツメタガイはウマかったです。
キモがなめらかでサザエのようにニガくない。
コクがあって、見た目に似合わずけっこうイケます!

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●裏情報
これはあくまで、ウラ情報。

潮干狩りをしていると、死んだ貝や、つぶれて割れてしまった貝が干潟にたくさん
散乱している。

昼に下げいっぱいを向えてから、潮が上げきった夕方、夕マズメ時と重なって、
シーバスが、このアサリたちを捕食しに潮干狩り場に回遊してくるそうだ。

だから、アサリの剥き身のぶっこみ釣りで、スズキ、セイゴの大釣りができるらしい。

ぶっこんでいるとシーバスのほかに、アナゴや黒鯛なんかもかかるとのこと・・・

しかし、ルアーには見向きもしない・・・というウワサである。

採った貝たちの保存ができ、時間が許せば、そっちになだれ込んでもよい・・??
(ワーム系ならいけるかもね・・)


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